子供たちがサンタさんに手紙を書いた。
書いた手紙はサンタとの交渉窓口となっているヨメに預けられた。
サンタにも色々準備が要るので、11月末が手紙の提出期限となっていたのである。
ところで、子供たちは今でもサンタを信じているのだろうか?
小3の次女は、純粋に信じているようにも見える。
小6の長女は、年齢的にさすがに全面的には信じていないように思えるけど、知っていて付き合ってくれているのか、それとも案外まだ信じているのか微妙なところだ。
こちらからサンタの存在を信じるか否か訊ねるのも変な話だしね。
自分の場合はいつまでサンタを信じていただろうかと思い出してみると、割と早くにサンタの実在を疑問視していた気がする。
それはぼくがスレた子供だったということではなく、ぼくの誕生日(12月20日)に理由があった。
クリスマスと誕生日が近い子の多くがそうであるように、うちも例に漏れずクリスマス会と誕生会は一緒にされていた。
もちろんケーキもひとつ、プレゼントもひとつである。
それでいちど母親に抗議したことがある。
バースデーケーキとクリスマスケーキを別々に作ってくれまいかと。
返答は「やだよ、面倒くさい」だった。
それならば、せめてプレゼントは2つにしてもらえないかサンタさんと交渉してはくれないかと食い下がったところ、翌日母親を通して返事が来た。
「やだよ、面倒くさい」と。
サンタ仕事せえ!そう思った記憶がある。
さて、今年の子供たちはサンタさんに何を願ったのだろうか。
手紙を読んでみると、予想通りふたりが前々から欲しいと言っていたとある漫画(全30巻)をそれぞれ15冊ずつオーダーしていた。
ひとりで全巻と言わずふたりで半々に分けているあたり、しっかりサンタさんの許容範囲の見極めもできているようだ。
強欲な者のもとにサンタは決してやって来ない。
願いはいつも謙虚な心で・・・その教えを健気に守る彼女らには、どうか幸せなクリスマスが訪れて欲しいと心から思っている。
ところで。
今年はぼくも子供たちに便乗してサンタに手紙を書いてみた。
少し入手難易度が高いものの、プロならなんとかしてくれるだろう。
子供らが書いた手紙の上に、ひそかに重ねておいた。
果たしてどうなるだろうか。
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by gophe
| 2024-12-01 23:59
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